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楽知ん研究所〜楽しい科学の伝統にたちかえろう
●仮説実験授業とサイエンスシアター
 1963年に板倉聖宣さんによって仮説実験授業は開発されました。この仮説実験授業に よって,1600年代英国の王認学会(ロイヤル・ソサエティ)での貴族たちの〈知的 エンターテイメント=たのしみごと〉だった自然哲学(ナチュラル・フィロソフィー)が現代に復活したのです。

 また,1994年から始まったサイエンスシアターは,1800年代の英国の王認会館(ロイ ヤル・インスティチューション)での1000人規模の少年少女のクリスマス講演の伝統 を,仮説実験的な発想をバックボーンにして再現しました。サイエンスシアターは〈 たのしみごととしての科学〉として,より多くの子どもから大人までを魅了しました。 では1600年代と1800年代の間の1700年代はどんな時代だったのでしょう?


1700年代のたのしい科学教育の伝統
 1700年代のヨーロッパやアメリカ植民地では紳士ジェントルマンや淑女レディ,そして一般 の人々を対象にした数10人規模の公開科学実験講座が,自宅や喫茶店(コーヒーハウ ス),集会場や街頭などで数多く開かれました。さらに,荷馬車に実験道具をつんで, 街から街へと旅をしながら,科学実験講座を開く巡回科学実験講師という人たちも出 現しています。人々は高額な参加費を払い,楽しんでこれらの講座に参加したのです。 1700年代でも,まさに科学は,知的エンターテイメントでした。

 その後,人気のある巡回講師の中には,学校に呼ばれ科学実験を見せるうちに,その 学校に雇われて教師になった者も少なくありません。これが学校での授業としての科 学教育のはじまりでした。
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